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探し物は探さない
日曜日、勉強会の前に朝SUPで海に行ってきたのですが
その時一緒に行った先生が”ビーチグラス”を探し始めました。
ビーチグラスとは、海岸や大きな湖の湖畔で見付かるガラス片のことである。
波に揉まれて角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いを呈する。(Wikipediaより)
たくさんの石や貝殻、木片、その他様々なゴミの中からビーチグラスを探すのは、なかなか大変です。
ビーチに突っ伏して、じっと目を凝らして探していてもなかなか見つからないんです。
そういう時に見つけるコツは
頭を持ち上げて、ちょっと高い位置から全体をさらっと見てみること。
”探す”んじゃなくて”見る”だけ
全体をさらっと見ていると、探しているものの方から勝手に視界に入ってきます。
探し物を探そうとしているときは、必死になるあまり視野が狭くなってしまいます。
例えばあなたが自宅で無くなった携帯電話を探す時
「ここにあるはず」とか、逆に「ここにあるはずがない」という思い込みや先入観によって視野が狭くなりがちです。
”探す”んじゃなくて”見る”
探し物の際はこの話を思い出して、焦って探さず、落ち着いて冷たいお茶でも飲んでください。
ほら、冷蔵庫の中でキンキンに冷えた携帯電話を見つけませんでしたか?(笑)
歪みを見つけるための検査法。
奇しくも探し物の話とリンクします。
歪みを見つけようと鼻息荒く顔を近づけて、力を込めて触っても歪みは見つかりません。
頭を上げて、視野を広くして、全体を見る。
歪みを探すんじゃなくて、見る、視る、診る。
そうすると見つかるものなんですよね。
海でビーチグラスを簡単に見つけていた先生達が、凄腕の整体師なのも納得です。
探し物は探すと見つからない。
広い視野を持つことが大切ですね。
探しものは何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?(井上陽水 夢の中へ)