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伝家の宝刀
僕たち治療家にとって、技術はあって当たり前のもの。無くてはならないもの。
武士にとっての刀みたいなものです。
しかしその刀にも色々ある。
技術が無ければ、”竹光”(竹を削って刀のように見せたもの、当然切れない)と同じ。問題外。
あっても刃こぼれしていたり、錆びついていたら、ただの”なまくら刀”
手入れをして、研ぎ澄まして、磨き上げてこそ、刀は切れ味を増す。
それが”銘刀”であり、”伝家の宝刀”になるわけです。
僕はよく勉強会に行ってますが、何もいつも新しい技術を勉強しに行くわけではありません。
ほとんどが基本的な技術の繰り返しです。
当たり前の技術、基本的な技術をひたすら反復することで
錆を落とし、刃こぼれをチェックし、無駄を省き、洗練していきます。
より深く、より濃く、よりしなやかに、より鋭く研鑽することで、切れ味が増していきます。
新しい技術も魅力的ではありますが、使いこなせてなかったり、錆びつかせていては、ただの”なまくら”です。
だから僕は基本的な技術を磨き続けるのです。
基本的な技術を”伝家の宝刀”にしたいのです。
僕の研鑽の場↓
技術は磨いてこそ切れ味を増す!
そうやって自分を磨ける場所、人に恵まれたことに感謝しています。