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ウワズミくん、愛の説教部屋へ行く
日曜日、海の後は、臨床セラピスト治療家塾RooTsでお勉強タイム。
まずは師匠の座学から。
色々な話がありましたが、今回のテーマは「熱」かなと感じました。
物事に向き合う時の「熱」
動機としての「熱」
エネルギーとしての「熱」
「熱」がなければその人は魅力的に見えない。
今の僕にとっての大きな悩みでもあり、非常にタイムリーなお話でした。
実技は頚椎の触診。
正確に、ストレスを与えることなく、ソフトに、しかししっかりと触るために、指導を受けながら繰り返し触り続ける。
ほんの少しの角度、指の当て方、動かし方でこうも違うものかと、勉強になりました。
最後は反省会。
そこで師匠からお説教をいただきました。
「アリトミくんは物事の美味しいところ、上澄みだけを掬おうとしている」
「君が美味しいと思っているところは、実は全然美味しいところじゃない」
「もっと深いところ、濃いところ、本質を掬わなければもったいない」
「今のままじゃ君はウワズミくんだよ」
ガツーンときました。
もちろん「ウワズミを掬ってやろう」なんて気持ちでやってきたわけではないですが、指摘されたことを省みると確かにそうだなと思いました。
ウワズミくんなんて言われてショックもありましたが、今まで師匠にこうもはっきりとお説教をいただいたことはなかったので、嬉しくもありました。
説教だって愛がなければされませんからね。
僕だったらどうでもいい相手なら何も言わず、何も教えず、構わないと思いますから。
大人になってから、熱を持って叱ってくれる、指導してくれる存在というのは貴重で有り難いものだと思います。
今こそが成長のタイミングということを教えていただいたような気がします。
そんなわけでウワズミくんは愛の説教部屋へ行き、成長のためにまずは下積みくんになろうと決意したのでした。