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治りやすい人治りにくい人
疲れてるなら横になる?と尋ねられて
縦になる!と答える
あまのじゃくアリトミーです。
同じような症状で、同じように治療をしても
治りやすい人
治りにくい人
がいます。
どうしてこのような差が出るのでしょうか?
個人差でしょうか?
経験に基づいた、その違いについてのお話です。
治りやすい人と治りにくい人の違い
①素直に話を聞けるか
・説明・指導をきちんと聞いて受け止めてくれる人は体に変化が出やすい。逆に話を聞かない、あるいは聞き流してしまうという人は変化が出にくいです。これには脳の働きが関わっています。
②指導されたことを実際にやれるか(行動に移せるか)
・日常動作の注意点や姿勢、体操など指導されたことを実際にできる人は当然治りやすいです。早く治るようにと指導しているわけですから当然と言えば当然ですが、なかなかできない人が多いです。素直に実行できる人は効果も出やすいです。
③痛み・不調が楽になった部分にフォーカスできるか
・施術を受けて、どこがどう楽になったかを自覚できる人は改善しやすいです。治りにくい人との差はここが大きいです。治りにくい人は残っている痛み・不調にフォーカスしてしまいます。
例)治りやすい人:ここをこうすると痛かったのが楽になりました。さっきよりもよく動きます。(良くなった所にフォーカス)
治りにくい人:さっきよりもよく動くけど、まだここをこうすると痛いです。(まだ良くなっていない所にフォーカス)
④定期的にメンテナンスをしているか
・例えば月に一回カラダのメンテナンスをしている人と、全くメンテナンスをしていない人では、同じように不調が出ても、治る早さは違ってきます。最低月一回のメンテナンスをオススメします。
家庭や育児、仕事の都合、様々な予定があるとは思いますが、時間を作ってでもカラダのメンテナンスはしておくべきです。
調子の悪いカラダでは家庭も育児も仕事もうまくいかなくなってしまいますからね。
我慢して我慢してどうにもならなくなってから治療するより、ひどくなる前に、できるだけ早く治療またはメンテナンスすることが、改善までの近道です。
こういった差が治りやすさにつながっていると感じました。
ただこれらには治療家と患者さんの信頼関係が重要になってきます。
患者さんに信頼される治療家でなくてはいけません。
また、治療家は患者さんに全力で向かい合わないといけません。
治療家と患者さん、お互いが本気でぶつかり合うことが、回復までの最も近い道なのかもしれませんね。