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赤ちゃんのこわばり・緊張を取る方法
先日患者さんに相談を受けました。
「子どもの緊張が強いみたいなんですが、緩める方法ありませんか?」
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赤ちゃんの体と、成長中の子ども、成人した大人では実は体の構造が違います。
もちろん大まかな部分は同じですが
例えば背骨、成人の背骨はS字のように前後に曲がっていますが、赤ちゃんはC字のように、緩やかに後ろに曲がっています。
骨自体も成人は固いしっかりした骨なのに対して、赤ちゃんは柔らかい軟骨でできています。
緩やかなC字カーブ、柔らかな軟骨、その上筋肉も未発達なので、そもそも赤ちゃんの体というのは柔らかいものなんです。
あくまで僕の考え方ですが、赤ちゃんのこわばり・緊張の多くは肉体的な要因ではなく、精神的な要因からくるものだと思います。
だから赤ちゃんの緊張を取るのに、特殊な体操や、矯正や、マッサージをする必要はないと考えます。
「手当て」ということばがあります。
一般的にはケガを治したりすることを「手当て」と言いますが、これは文字通り「手を当てる」というところから来ています。
つまり、人の体は 「手を当てる」 これだけのことで楽になるんですね。これは大人でも子どもでも赤ちゃんでも同じです。
手を当てる。優しく触れてなでる。
そうすることで赤ちゃんはリラックスし、安心して体を預けることができるようになります。
赤ちゃんの緊張をとりたい時は、お母さん、お父さん、あるいは身近な人が
優しく抱っこして、愛情を持って、頭や背中やお腹をなでてあげてください。
赤ちゃんは不安だから緊張するのです。体をこわばらせるのです。
だから安心させてあげることが重要なんです。
何をするか、ではなく、どんな気持ちで接するか、が大切だと思います。
大切なのは「愛」ということですね。
僕が言うとすごく胡散臭いですね(笑)